現在、38の坂道を紹介しています(五十音順)。
当サイトは、金沢の坂道を地図と写真を使って紹介するサイトである。
金沢は、三つの台地(卯辰山丘陵地、小立野台地、寺町台地)と二つの河川(犀川、浅野川)からなり、複雑で高低差のある地形だ。坂道を登ったり、降りたり。それは生活の一部とも言えるほどあたりまえに繰り返される。
坂道と一言で言っても色々である。急な坂に緩やかな坂、長い坂に短い坂、暗い坂に明るい坂などなど。「今日はどの坂にしようか。」金沢市民は移動手段やその日の気分によってルート(坂道)を選択する。
金沢に住んでいる(或いは住んだことのある)人なら、坂道にまつわるエピソードの一つや二つ持っているのではないか。大人になって車に乗るようになり、ご無沙汰の坂道が増えたという方も多いだろう。そんな方にこそ是非 懐かしの坂道を歩いてみて欲しい。 坂道に吹く風や匂い、木々から差し込む日差しがそのエピソードの日々に連れ戻してくれるだろう。
僕の撮った坂道の写真がきっかけで、誰かのそんな行動を促せたなら、そんなに嬉しいことはない。
2010年5月2日
いちがみ トモロヲ
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旅と写真のフリーマガジン『Have a nice PHOTO! Vol.47 金沢と坂道』にて、なんと4ページに渡って金沢の坂道を案内させていただき、写真もたくさん掲載していただきました。
書いた日:2023年11月30日
大瀧坂の名は、はたして坂標のいう「かつて辰巳用水が滝のように脇を流れ落ちていた」ことから来ているのか。地名から、ではないのか。はたして、小字に「大瀧」があった―。
書いた日:2022年11月16日
MRO北陸放送で2022年8月16日放送予定『レオスタ』に出演します。ほくりくアイドル部の加藤千夏さんに「あめ買い幽霊」伝説に由来するあめや坂を案内しました。
書いた日:2022年08月09日
裏に用のある人も少ないのであろう、宝円寺裏の裏門坂は廃れる一方である。車が通れないせいもあるが、なにより「昔の木曽坂」などといういわれなき名がまかり通っているからだ。
書いた日:2021年12月13日
『金沢の坂道』取材中、ちょっと気になることがいくつかあった。場所を違えてそれぞれに名が付いていた卯辰山の獅子帰坂が、実は一点で結ばれた一本の坂だったことなど既に書いたものもいくつかある。本筋とは別の、気になることはまだまだある―。
書いた日:2021年05月18日