加賀藩初期、坂の上に住んでいた藩の重臣、篠原出羽守が、娘を本庄主馬へ嫁がせる時つけた坂なのでこの名がついた。
さまざまな風が吹く。急ではあるが、怖くはない。ただ、上り下りがちょっとしんどいか―。その坂に名前を付けた人がいた。欠原坂(がけはらざか)。坂名に込められた思いを探る。
書いた日:2020年05月26日
坂を下りて嫁に行く―。嫁坂には島倉千代子の歌を想わせる感傷がある。坂の途中で立ち止まって考える。あの人はその後どのように生きたのだろう。幸せだったのだろうか。今回は“嫁坂物語”のその後について。
書いた日:2019年03月27日
「加賀藩初期、坂の上に住んでいた藩の重臣、篠原出羽守が、娘を本庄主馬へ嫁がせる時つけた坂なのでこの名がついた。」という嫁坂の由来に、温かい気持ちがこみ上げてくる。この坂に今も残る石垣は、石垣普請のエキスパートである父が娘に贈った祝福の石垣と言えよう。
書いた日:2015年10月22日