慶応元年に作られ、明治25年改修された。城からの眺めをよくするため、加賀藩時代、坂の上に桜が多く植えられたのでこの名で呼ばれた。
「城中花見の場」として桜畠は造成された。いまでもそれは楽しめるのか。そんな思いで桜の季節、金沢城本丸につづく辰巳櫓(やぐら)跡に足を運んだ。眺めはまことに結構なのだが、肝心のサクラがないっ!
書いた日:2017年06月26日
W坂は幕末期に切り開かれた「新坂」で、もともとは少し上ったところにある「名無し坂」が本来のW坂だった。W坂は、石伐坂、清立寺坂などの名を経て、吹屋坂と呼ばれたころにそばに新坂ができて、そちらへ乗り移る―。
書いた日:2017年03月31日
金沢の桜もいよいよ満開。春の陽気と咲き誇る桜に手招きされて、兼六園、金沢城を中心に多くの人がお花見散策を楽しんでいる。坂道脇に咲く桜も坂道の傾斜美を一層際立たせている。たくさん写真を撮ってきたのでとりとめなく掲載する。
書いた日:2015年04月09日
桜坂途中にある名無し坂からの眺望の紹介。犀川の優雅な曲線美を感じ、街並みの背景に戸室山、医王山を望むことができる。
書いた日:2015年01月10日